今月19日は「父の日」。毎年この時期になると、ロサンゼルスの墓地に眠る、亡き父に思いを馳せます。 祖父が一家で渡米していたため、父は米国カリフォルニア州で生を受け、戦中戦後の激動期を懸命に生きてきました。 そんな父は44歳の時、病により急逝。私が5歳の時でした。 幼かった私は、父との思い出はほとんど記憶にありません。しかし、年を重ねるごとに、人生の折々の場面で“もし父が存命ならば、私にどのように声を掛けただろう”と、考えを巡らせるようになりました。 この夏、背水の陣で戦いに挑む私の胸に“負けるな、勇!”との、父の声が響いてくるようです。 今こそ、私の全存在を賭けて、勝利を目指してまいります。
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